2010年8月25日水曜日

キリンがお出迎え ~任地ナロクへ~ 

8月18日(水)、ついに任地のナロクへ旅立つ日が来ました。
他の隊員はみんな私より先に旅立ってしまったので、私は一人だったけど
その代わり職場の人たちが迎えに来てくれて、さらに私の担当の調整員さんもわざわざ見送りに来てくれました。
今回、職場の人がナイロビまで迎えに来てくれるというのは、私の職場だけだったらしく
本当に感謝感謝♪(写真: 直属の上司ピーターさんと)


軽トラの荷台にスーツケースやら何やらと私の荷物を詰め込んで、「いざ出発!!」

と思いきや、職場の人を一人拾い、ゆっくりとランチをし、さらに上司の仕事を済ませ、
ナイロビを出たのは15時ごろ。

ま、ナロクまで2時間ちょっとだし、夕暮れまでに間に合うだろうし、いっか!

そういえば、7月に任地を訪問した時はローカルバス「マタトゥ」に乗って同じ路を通ったなぁ。
初めてグレートリフトバレー(大地溝帯)を見た時は、感動した。
大地溝帯は主にアフリカ大陸を南北に縦断する巨大な渓谷。プレート境界の一つでもある。
谷の幅は場所によって違うけど、35~100kmもあるらしい。
これは、谷というより、見渡す限りの平地にしか見えない。
この巨大な谷が遥か遠くエチオピアから、タンザニアに向けて続いていると思うと
アフリカ大陸の雄大さを思わずにいられない。

ちなみに、この写真は、
丁度乗っていたマタトゥの調子が悪いため、チェックのために止まった時に撮ったもの。
「あぁ、ここで止まってくれたらなぁ~」なんて思ってる矢先だったのでラッキーだった♪
見晴らし台にはお土産物屋さんなんかも出ていて、羊の皮がお土産として売られていた。






あの時は一人で初めて遠くの街へ、
しかもマタトゥに乗って行くということで、めっちゃ緊張してたけど、
今回は、職場の人たちと一緒というだけで安心できた。
眼下に見えていたグレートリフトバレーへどんどん降りて行って、
左右に草原と低木という風景がずっとずっと続く。
マサイ族の人々が牛や羊、山羊などを連れて放牧している。
道は時に牛で溢れ、車は牛が通り過ぎるまで待つ。


どんどんと流れていく車窓をぼーっと眺めながら、
「あぁ、ついにナロクへ行くんだな~」としみじみ実感していたその時。
車が止まった。

「サチコ、見てごらん!」
そこには、野生のキリンが3頭ばかり立っていた。
ナショナルパークの中でサファリカーの中からキリンを見るのとは、また違った感動だった。

ゆっくりと車から降りて、キリンと向き合う。
道路を挟んで向こうにいるキリンたちは、草を食みながら不思議そうな顔でこちらを眺めている。






いつの間にかブッシュから仲間が現れ、キリンの数は7頭に増えていた。
キリンの群れに迎えられ、アフリカの大地にやってきたんだという実感がさらに増す。嬉しかった。













その後、色々なところを寄り道し(笑)
美しい夕日はサバンナに沈んでいった。
ナロクの街に着いたのは、日没後間もなくの夜7時過ぎだった。

2010年8月15日日曜日

8月バースデー☆そして☆卒業!

更新できてなくて、ごめんなさい・・・(;_;)
色んなことがあり過ぎて、何を書けばいいか分からないけど・・・

とりあえず、まず、8月5日(木)に誕生日の子がいて、
一緒に8月生まれの4名全員をみんながお祝いしてくれました♪♪サプライズだったので、本当に知らなくてびっくり。でも、めっちゃ嬉しかった(^▼^)

ホールのケーキにちゃんと名前を入れてくれます。




みんなで集合写真☆
真ん中にいるのは、アスカリ(門番)のロビンソン。

私は、この前マーケットで作ったお気に入りのワンピースを着てみました~♪








そしてそして、ついにスワヒリ語のコースを修了しました!
8月6日(金)に試験、そして 8月7日(土)にスワヒリ語のプレゼン。
久しぶりに高校生に戻った気分で、2夜漬けで乗り切った!!


私はいつも小学校で子どもたちに話している「しあわせさちこの物語」をスワヒリ語に訳して話した。
一晩かかってやっと暗記し、どうなるかハラハラしたけど、
なんとかメモを見ずに話すことができました☆
1か月半、頑張った成果がちょっと感じられて嬉しかった~!









MJ(マイケル・ジャクソン…ではなく Mwalimu Julius(ジュリアス先生)の略)クラスのみんなで、最後に写真を取りました。授業の最初にみんなで集合写真を撮ったのがつい最近のような、ずーっと前のような・・・毎日毎日の授業と宿題の日記を通して、すごく仲良くなれた。真面目で、でもちょっとお茶目なMJも大好きでした。教え方本当に上手だし。MJクラス最高~!

その夜は、一緒に1ヶ月半勉強してきた仲間全員で打ち上げ♪♪
ものすごい解放感 そして ちょっぴり寂しい気持ちが入り混じりながら
夜遅くまで語り合ったのでした。